さつまいも、大きくなあれ！

畑にそっと植えて・・・

幼稚園の畑でじゃがいもを育てている、たけ組さん。
まだ、畑に植える所があるから、何か育てたいね！
と相談を始めました。
じゃがいもはもう少しで獲れるから、その後もまだまだ育つもので、おいしいもので、幼稚園のみんなにもあげられるものがいいな・・・
ということで、図鑑も見ながら話し合い、さつまいもを植えることに決まりました！

たけ組さん、がんばれ～！

先生に苗を買ってきてもらって、みんなで植えようとすると・・・
「何してる～？」
「何か植えるの？」
とすみれ組やさくら組、いちご　りんご組さんも集まってきました。
「さつまいもの赤ちゃんを畑に植えるんだよ！」
と聞いて、
「じゃあ、応援する！」
「がんばれ～！」
とたけ組さんへ応援も始まりました。
土を掘って、さつまいもの赤ちゃんを寝かせ、そっと土の布団をかけました。
みんなで
「おいしくなあれ！」
とおまじまいをかけて、お水をたくさんあげました。
「応援してくれてありがとう！」
「おいもが大きくなったら、みんなにあげるね。」
「お店屋さん、やってあげるよ！」
とたけ組さんが小さいみんなに言ってくれて、大喜びのすみれ組、さくら組、いちご　りんご組さんでした。
「いつになったらできる？」
「明日？？」
「暑い夏を過ぎて、秋になったらできるよ。」
と教えてもらい、できるのを楽しみに待つことになりました。

たけ組さんのやっていることを見てあこがれたり、やさしくしてもらってとっても嬉しくて、
“自分たちがたけ組になったら　小さいみんなにやってあげるんだ！”
という気持ちも育っていきます。