竹馬や下駄といった昔からあるものには、バランス感覚を養うのはもちろん、足の指や足裏に神経を使うので、土踏まずの形成や姿勢の良さにもつながります。
五和幼稚園では、年長さんが竹馬に取り組みますが、年少さんはぽっくり下駄や一本歯下駄、年中さんは一本歯下駄のあと、“杉の子ぽっくり”に挑戦します。
この“杉の子ぽっくり”は、ふつうの一本下駄と違って、歯が足を載せる板の真ん中ではなく、ぐっと前寄りにあるので、竹馬と下駄を融合させたような遊具になっています。
今日、すみれ組のみんなが“杉の子ぽっくり”を始めようとしていると、たけ1組のお友だちが、
「教えてあげるよ」
と、一緒にやってくれました。
「足の載せ方はね・・・」
「ひもは、こんなふうに持つといいよ」
「ひもを引っ張るような感じで、足を上げるんだよ」
などと、一生懸命コーチしてくれました。
おかげで、すみれ組のみんなは、すぐにコツをつかむことができたようでした。