今日の園庭開放は、島田市横岡にお住まいの陶芸家 丸山成己様(彦次窯4代目)を講師にお招きし、陶芸体験を行いました。ひよこ組のお友達5人と未就園児親子11組、計28人が参加しました。
志戸呂焼は、金谷地域で採れた良質の粘土と釉薬(ゆうやく)を使って作る伝統工芸品です。黒褐色や茶褐色、濃緑色の深みのある色合いが特徴です。
1200℃の熱にも耐える貴重な粘土が金谷で採れるそうです。地元の粘土、地元の著名な陶芸家のご指導のもと、みんなで貴重な体験ができたと思います。
お皿や湯呑みなど好きな物を選んで作ることができますが、今回は全員がお皿を選択していました。粘土の塊を両方の手の平でキャッチボールのようにして叩き、球状だった粘土を平らにしていきます。
円盤の形になったところで、今度はろくろの上にのせて、回転しながらさらに伸ばしていきます。ある程度厚みを残しながら均等になるように伸ばします。お皿の端は、布を使って上方向に少し上げるようにします。
ペタペタ タンタン ペタペタ…
指の腹にも、手の平にも、触った感じが心地いいです。油粘土とはまた違った感触です。
ずっとペタペタを楽しんでいたいくらい、癒しの感触です。ひよこさんも楽しそうに集中してやっていました。






